「サーキットテスタを使った診断は苦手!なんとか克服したい!!」
「電気回路診診断のコツを知りたい!」
今回はこのような疑問にお答えします。
サーキットテスタを使いこなせば、診断の幅が何倍にも広がります。
4649メカニッ君サーキットテスタを使用した診断って難しそうだし、
そもそも電気って見えないから嫌い
昔、自分もそう思っていました。
そこから様々な経験をして現在ではサーキットテスタを使用した診断は得意になりました。
そんな自分の経験を生かしてサーキットテスタの使用方法とコツをわかりやすく解説します。
この記事を読んでいただければサーキットテスタを使用した簡単な診断ができる様になります
電気回路故障診断にてサーキットテスタ使用した測定時に押さえるべきポイント
押さえるべきポイント
- カプラー接続状態で測定する
- テスターの点検を最初に行う
- 装置が作動状態で測定を行う
- 配線図を用いて正常な電圧を推察する
解説
測定前にテスターの点検を行う
これは基本中の基本ですが、見落とす事が多い行動です。
テスターが壊れていた場合、正常な電圧測定が行えず誤診につながります。
測定前にバッテリの+端子と−端子にサーキットテスタを接続し、電源電圧が発生する事を確認
装置作動状態で測定を行う
例えば、「助手席パワーウィンドウスイッチで助手席ドアガラスが下りない」事象の時には
助手席パワーウィンドウスイッチにて操作した時の電圧を測定する必要があります。
測定条件がずれていると誤診を招き、診断に時間がかかります。
カプラー接続状態で測定する
負荷より上流側に接触抵抗がある場合、カプラを外した状態でカプラー側負荷手前電源端子をアース基準で測定を行うと
電源電圧が印加されます。この状態では上流側の異常が発見できません。
同条件で、カプラ接続状態にて負荷電源端子アース基準で測定を行うと、電源側の抵抗と負荷で分圧された電圧を測定する事が可能です。この状態であれば電源側の異常を発見する事が可能です。
アース基準で測定
アース基準で測定すると言う事は回路上のどこまで電圧が印加されているを確認する事がです。
例えば、負荷のアース側で断線している場合、サーキットテスタのプローブを負荷の電源端子とアース端子にし接続し測定すると0Vを示します。これではどこまで電圧が印加されているのか確認ができません。
上記条件にてアース基準で測定を行なった場合には、負荷のアース側に電圧の発生する。これによりどこまで電圧が印加されているか確認する事が可能。
故障診断の手順
- 配線図を用いて正常な電圧を推察する
- 正常値がわからない場合は同型車と比較する
- 配線図の見方の詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


- STEP1で確認した正常値を元に測定箇所を絞り込む
- 配線図から推定故障個所を割り出す
- テスターの点検を行う
- カプラー接続状態で測定を行う
- 装置作動状態で測定を行う
- アース基準で測定を行う
- 配線図から推定故障個所を割り出し測定を行う
- 測定方法の詳細を知りたい方はこちらをご覧ください


正常値と異常値の相違があるところに故障原因があります。
異常値が測定された場合は、どこにどのような異常が発生しているか断定します。
まとめ
今回はSTEP3の測定についてお話いたしました。
どれも基本的な事ですが、その基本的な事を怠ると誤診を招いたり診断に途方もない時間が掛かかってしまいます。
まずは「基本に忠実に診断を行う大切さ」を感じて頂ければ幸いです。










